工場へ出勤したらまずは制服へ着替えます。工場によっては安全面や異物などの混入を防ぐため作業場へ入る際は制服の着用が義務付けられております。そのため、家から制服を着ての通勤はNGとされています。多くの職場は朝、ラジオ体操などの準備運動や朝礼から始まることが多いです。

朝礼では、安全確認をみんなで唱和したり、その日に何台製品をつくるか生産目標や稼動ポジションの確認を行います。全体での朝礼が終わったあとは、すぐに作業準備にとりかかる場合もあれば、グループやチームに分かれてその日の仕事内容の確認を行います。ここでは、前日や夜勤の方からの引継ぎなど重要事項を確認することが多いので、聞き漏らしが無い様に注意を傾けるようにしましょう。

自分のポジションに移った後は、機械の立ち上げや部品・材料の準備を行います。流れ作業や同じ作業が多い工場のお仕事は事前の準備をしっかりと行わないと、後の作業に大きな影響が出てしまうこともあります。多くの工場は事前の準備・確認を大切にしています。他のスタッフに迷惑をかけたり、作業の効率化をはかるためにも、自分が受け持っているポジションの事前準備は滞りなく対応するようにします。

職場によっては、お昼休憩までに10分ほどの小休憩を挟む場合もあります。そして多くの工場は一斉にお昼休憩に入りますが、お昼休憩がローテーションの場合は、あらかじめ休憩時間を確認しておきます。

お昼休憩は食堂で昼食を取る方もいれば、持参のお弁当を食べる方、職場友達とお喋りを楽しむ方、1人で音楽を聞いたりスマホートフォンを触ったりその過ごし方は様々。休憩時間は心身共にリフレッシュするタイミングとなります。しっかりと休憩して下さいね。

午後に1度か2度、10～15分ほどの休憩が設けられているところもあります。お手洗いやストレッチなどを行い、気分転換をはかりましょう。終了間際になると片付けや次の時間帯の方への引継ぎの準備を行います。

作業が終了する前に、次の人へ引継ぎがある場合は次の人がすぐに作業ができるよう、作業場の整理や片付けをおこないます。次の人へ作業の進捗などを引き継ぎ、その日の作業は終了です。終了後は使用した部品などは定位置に片付け、制服から通勤時の服装へ着替えます。